(化け)たぬきの嫁入り

化けたたぬきが超絶エリート人間に嫁入りした日々の苦労を書くブログ。既婚者も愚痴りたいんだよ!

男は合理論・女は感情論!たぬきは今日も吠える、キュオーン。

タヌキは今日ものんびり過ごしていたのです。

タヌキについて少しお話しすると・・・

 

タヌキは普通私大卒、大企業OLのプチエリート(だったがしかし、旦那の許しがあり思い切って数年前に退社)、まだ子供がいないのでのんびり旦那のお家に居候中。

趣味はテニスだけど、最近やってない。顔は中の上、スタイルはまぁまぁ胸はCカップ♡ 毛の色はブラウン、鼻は肌色、タヌキ界ではモテてきた。

しょうもない自己紹介は以上。

 

しょうもない夫婦喧嘩

これからお送りするのはしょうもない喧嘩の一部始終でございます。

※タヌキ(タ)エリート旦那:エリダン(エ)

◆ただ暖房を消してほしいだけの物語

エ:タヌキまた暖房を切り忘れてたから消しておけよ。火事になるだろ。

タ:へ?そのくらい消しておいてよー。優しさが足りないんだから。

エ:いやいや、危ないし、注意しないと覚えないから消さなかったんだよ。自分で消す癖をつけないと覚えないだろ(ペットだからな)

タ:私だって、あなたが忘れていたゴミを捨てることもあるけど、そんな言い方しないもん。

エ:それとこれとは話が別。火事になるのが危ないから注意したんだよ。

タ:一回だけじゃん!そんなんで毎回できていないみたいな言い方されると嫌だよ。

エ:いや、これ3回目だから。

タ:エリダンだって忘れることあるじゃん。

エ:いや、俺は忘れない。こういうことを忘れないから。(キリッ

タ:言い方が嫌なんだよね。もっと優しく言ってくれないとやる気でないわ。

エ:何回言ってもわからないからだろ!わかったよ、でいいじゃん!そっちが悪いんだから。

タ:どっちがいいか悪いかの問題じゃないんだよ。人は間違えることもあるんだからそんな言い方されたくない。頭ごなしに言われても反発したくなるだけだよ。

エ:わかった。とりあえず、次は忘れないようにしてね。

 

男と女はこうして噛み合わない会話をするのでした。文面で見ると、圧倒的にタヌキが悪いように見えるが、女が怒っているのはこの文章では見えない部分なのだ。

 

女は感情論・どうでもいいことで不機嫌になる

この会話で分かるように、文面では見えないどうでもいいことで苛立っている。そう言い方の部分だ。この会話を繰り広げる数分前には2人で笑い合いながらたわいもない話で盛り上がっていた。

それにも関わらず、その超絶ハピハピムードをぶち壊す言い方をしてきた男に対して女は怒りを感じているのだ。

男には理解できないだろう、なぜこの女が明らかに自分が悪いことを棚に上げて反撃してきた謎が。

「ごめん」の一言でいいのに、まさかの「優しさが足りない」攻撃を食らってしまった。まぁ、男はたまったもんじゃない。当たり前のことを当たり前に注意しただけなのに、女はどうでもいいことにキレ出した。このメスタヌキがこのヤロウである。

強調やマウンティングのシビアな世界で生きている女にとって「言い方」などの空気感は非常に重要な要素を持つのだ。

男は合理論・悪いことは悪いと認めさせたい

このエリート男は自分が放った言葉がこんなに捻じ曲げられて反論されるとは思ってもみなかっただろう。この男は100%の正しさで女を攻撃したのである。どちらかが間違っているのだから、間違っている方が認めて直せばいいというのが男の主張である。

しかし、夫婦間は仕事のように間違ってしまったら注意されたら「申し訳ありません」と清く謝ってくれるほど単純な世界ではない。

男と女は、現代の平成末期においては「ザ・平等」なのである。だから、いくら男が亭主関白っぽく女に注意をしたところで、ちょっとした上から目線感を女が感じ取り反撃する流れが出来上がってしまったのだ。

夫婦喧嘩はどこかで妥協や「ウッ」と堪えなければ、衝突は避けられないのかもしれない。 

正解例

男は女に認めさせたい時は、極力感情に触れないように説得しなければならない。ここは職場じゃないからな!お前の部下がいくらヘコヘコ媚を売ろうがタヌキはそんなことしないからな!へへん!

さっきの会話も、女の感情論に持ち込ませないように話を進めればこうもシンプルに終わるのだ。

 

◆ただ暖房を消してほしいだけの物語

エ:タヌキまた暖房を切り忘れてたから消さないと危ないよ。今回は俺消しておいたから、次は忘れちゃダメだぞ、たぬちゃん♡

タ:あ、ごめーん。忘れないようにするわ。

 

何だろう。こんな簡単なことなのに、男と女はすれ違う。

 

〜おまけ〜

タ:さっきはごめんね。私時々忘れちゃうからさ。

エ:分かってくれればいいよ。俺も言い過ぎちゃったかも、ごめんね。

ーーキュイーンーー

化けタヌキが悪いことは百も承知でございます。ごめんね、旦那。